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初めてのVPS契約でつまずいたこと(プラン選び・OS選び・まとめトクの罠)
Hugoでブログの中身ができたところで、いよいよ実際にVPSを契約しました。技術的な設定以前に、「契約画面で何を選べばいいか分からない」というところで早速つまずいたので、判断に迷ったポイントをまとめておきます。
サービス選び:ConoHa VPSにした理由
VPSの提供会社はいくつもありますが、初めての契約にはConoHa VPSを選びました。
- 国内サービスで管理画面が日本語、サポートも日本語
- 個人ブログ運営者の情報が多く、詰まったときに検索で情報が出やすい
- 最安クラスのプランが手頃な価格から始められる
プラン選び:メモリ512MBか1GBか
契約画面でまず迷ったのがサーバースペックでした。
| プラン | 月額(時間課金上限) |
|---|---|
| 512MB | 750円 |
| 1GB | 1,064円 |
今回作るのはHugoで生成した静的サイト(データベース不要)なので、正直512MBでも十分すぎるスペックです。ただ、OS(後述)によっては512MBプランが選べない組み合わせがあり、結果的に1GBプランを選びました。差額は月300円程度なので、無理に最安にこだわらず、扱いやすさを優先した形です。
OS選び:Ubuntuにした理由
イメージタイプ(OS)は多数の選択肢がありましたが、Ubuntu 24.04 LTSを選びました。
- 情報量が圧倒的に多く、エラーが出てもほぼ必ず解決策が見つかる
- インフラ実務でも採用率が高く、学習の実用性が高い
- LTS(長期サポート版)なので、セキュリティアップデートが長く提供される
他のOS(Debian、Rocky Linuxなど)でも動作原理は近いですが、コマンドや設定ファイルの細かい違いでつまずいたとき、それが「Linux自体の理解不足」なのか「そのOS特有の癖」なのか切り分けにくくなるため、情報が多いUbuntuを選びました。
一番の落とし穴:「まとめトク」で契約してしまった話
これが一番の反省点です。プラン選択画面には「時間課金」の他に、「1ヶ月」「3ヶ月」……「36ヶ月」というまとめ払いの選択肢があり、「まとめトク」を選ぶと単価が安くなるように見えました。
学習目的でまず試してみる段階だったにも関わらず、勢いで**36ヶ月契約(16,179円の一括払い)**を選んでしまいました。結果的に大きなトラブルにはなりませんでしたが、冷静に考えると:
- 学習し始めの段階では「使ってみたけど自分には合わなかった」という可能性も十分あった
- その場合、まとめ払いした分は基本的に返ってこない
- 時間課金であれば、使った分だけの請求で、いつでもやめられる
⚠️ 教訓:特に初めて触るサービスは、多少割高でも「時間課金」からスタートするべきだった。慣れて継続利用が確実になってから、まとめ払いに切り替える方が安全。
オプション設定で悩んだ項目
契約画面の下の方には、いくつかのオプションがありました。今回は以下のように判断しました。
| オプション | 選んだ設定 | 理由 |
|---|---|---|
| 自動バックアップ | 無効 | 追加料金がかかる。学習段階では不要と判断 |
| 追加ストレージ | 使用しない | 静的サイトなので100GBのSSDで十分すぎる |
| SSH Key | 使用しない | 契約時点では鍵を作っておらず、後から自分で公開鍵認証に切り替える方針にしたため |
| スタートアップスクリプト | 使用しない | 自動設定に頼らず、Ubuntuまっさらな状態から自分の手で構築したかった |
rootパスワードの取り扱い
契約画面でrootパスワード(サーバーの管理者パスワード)の設定を求められます。これは今後SSH接続で使う、非常に重要な情報です。
- 9〜70文字、半角英数記号の組み合わせという指定に従って設定
- このパスワードは絶対に他人に見せない、記事やスクリーンショットにも映さない(今後SSH接続する上で、サーバーの管理者権限そのものに直結するため)
つまずきポイントのまとめ
| つまずいたこと | 原因 | 学んだこと |
|---|---|---|
| プラン選択で512MBが選べなかった | OSとの組み合わせ制限 | スペックだけでなくOSとの組み合わせも確認する |
| 「まとめトク」で36ヶ月契約してしまった | 割引表示に釣られた | 初めて使うサービスは時間課金から試すべき |
| オプションの要否判断に時間がかかった | 各項目の意味が分からなかった | 迷ったら「今すぐ必要か」で判断し、不要なものは後からでも追加できる |
契約自体は数分で終わる作業ですが、「何を選べば失敗しないか」を考えながら進めると、想像以上に時間がかかりました。次はいよいよSSH接続に進みますが、ここでもさらに大きなトラブルにハマることになります。